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2023年06月20日

新型コロナウイルス、体内から追い出せず後遺症? コロナ「第9波」入口か…感染者数は4週連続増加

【新型コロナウイルス、体内から追い出せず後遺症? 感染後に潜伏するヘルペスと類似 大阪大教授が指摘】
免疫学の第一人者で、大阪大免疫学フロンティア研究センター招へい教授、宮坂昌之さん(75)=長野県上田市出身=が、感染後に体内に残存し続ける「ヘルペスウイルス」と新型コロナウイルスの類似性を指摘している。新型コロナに感染してから長期間経過しても抗原やRNAが検出される事例が海外で報告されているとし、回復後も体調不良が続く新型コロナの後遺症とみられる症状にはこうした「持続感染」が影響している可能性があるとみている。宮坂さんによると、シンガポールでは2022年、新型コロナの後遺症を訴える患者を別の病気の治療で手術した際、コロナ発症から426日経過しているのにもかかわらず虫垂や皮膚組織から新型コロナに感染している目印となる抗原やRNAを検出したとの報告がある。 米国では23年、後遺症がある患者37例のうち約6割の血中に抗原が検出された。後遺症がない患者には検出されなかったという。欧州でも発症から死亡まで陽性が505日間続いたり、嗅覚を失って196日たっても鼻腔上皮に抗原が検出されたとの報告がある。ウイルスは通常、免疫の働きによって体外に排除される。だが、水痘(すいとう)や帯状疱疹(ほうしん)を引き起こすヘルペスウイルスは免疫細胞そのものに感染し、血液を介して末梢(まっしょう)神経の根元にある神経根に潜伏して免疫の攻撃を回避。この状態では検査でウイルスは検出されないが、加齢やストレス、過労などの影響で免疫力が低下した際に残存したウイルスが再び活性化することがある。

宮坂さんは、新型コロナウイルスも何らかの仕組みで体内に残存する可能性があり、免疫が弱い人はウイルスを体外に排除することができず、症状が持続する可能性があるとみている。

新型コロナは後遺症の他にも、感染を機に免疫に異常が生じ、関節リウマチといった自己免疫疾患を発症するリスクが高くなるとみられている。宮坂さんは「後遺症状がない人もウイルスが体に残り続けているのかもしれない。感染しないに越したことはない」と話している。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc43738e141c13ca0a3a7160f970625d47463786

【『第5波くらいの数はあると思う』 コロナ「第9波」入口か…感染者数は4週連続増加】
・厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長「感染者数の増加傾向は継続すると思われます。夏の間に一定規模の感染拡大が生じる可能性がある」

6月16日、厚労省の専門家会合が、今年5月のコロナ5類移行後初めて開かれました。5類引き下げ以降、感染者数は4週連続で増加が続いていて、新型コロナウイルス「第9波」を懸念する声があがりました。

大阪でも5類になった当初、1医療機関あたりの1週間(5月8日~14日)の患者数は1.79人でしたが、直近(6月5日~11日)では4.33人となっています。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/80f47f197f9afd3509375d1071d9bcd7139c6d0c

【人流増える8月に「必ず第9波が来ると思う」…静岡県の専門家が『警鐘』 5類移行後新型コロナ増加傾向 ほかの感染症も増加】
静岡県感染症管理センター 後藤幹生 センター長:「おそらく8月下旬ぐらいをピークとして、大きな流行も起こると考えている。8月のコロナの第9波と言われる波は必ず来ると思うので」

必ずくると言われる新型コロナの“第9波”

静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長:「毎年8月のお盆明けに割とピークが来ているという状況で、どうしてもお盆の時に人が移動したりとか帰省したりとか、人の交流が増える。今年は海外からの旅行客も増えると思うので、おそらく8月の下旬ぐらいをピークとして大きな流行も起こると考えている」

新型コロナウイルスが5類へ移行されて1カ月あまり、県内の感染状況は増加傾向にあります。

今月5日から11日までの患者数は3.77人。5類以降後の最初の週と比べておよそ1.8倍と緩やかに増加していることがわかります。

静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長:「8月のコロナの第9波と言われる波は必ず来ると思うので、今現在、県は中等症に酸素が必要な肺炎になるような重症になる人の調査をしているが、やはり65歳以上の高齢者の方で、特に持病がある方が中等症以上や重症になっているということがわかっているので、そういった方は必ずこの8月までにワクチン接種。コロナワクチン接種をしっかりお願いしたい」

一方で今年は県内でもおよそ3年ぶりにインフルエンザの流行期に入り、新型コロナ以外の感染症にも注意が向けられています。インフルエンザをめぐっては県内でも学級閉鎖が相次ぎ、14日には静岡市と藤枝市で、16日には焼津市で発表されています。

静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長:「県が流行が注意報的になっていますといったアラートを出すので、その時には人混みでマスクや、マスクを持ってない場合は、咳や鼻水が出るときに口元をハンカチや袖で覆うといった咳エチケット。一番大事なのは無理して出勤や登校をしない。体調不良時は必ずすぐに休んで、発症した直後が一番移しやすいというのは、どんなウイルスも同じですので、発症した日は症状が出た日はお休みする。それを守っていただければ、周りに広がることがだいぶ減るので、一番大事だと思う」

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/03e82a42fb44273e7a236303dca8535e169b8bba?page=2

【6月12日から16日までに「新型コロナ」により2校で学級休業 栃木県教育委員会】
栃木県教育委員会は19日、今月(6月)12日から16日までに、新型コロナウイルスにより公立の小学校と高校の合わせて2校で学級休業の措置が取られたと発表しました。去年(2022年)1月11日からの報告数は延べ2818校に上ります。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/b93175ab8f79c3450a998fa9f16e2d26fd227e7b

【岡山・幡多小 コロナで学級閉鎖 7人に症状】
岡山市は19日、幡多小で7人が新型コロナウイルス感染症とみられる症状を訴えたと発表した。21日まで学級閉鎖する。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/5d2009cde6fd55d6f2efda7a69188ff6427ac8f6

【広島市のコロナ感染者、5類移行後増加続く 1カ月前の2・7倍に 「病院や高齢者施設ではマスクを」】
広島市で新型コロナウイルスの感染者数が増え続けている。定点で把握している医療機関1機関当たりの直近1週間の平均は3・36人。感染症法上の位置付けが「5類」へ移行した約1カ月前に比べ、2・7倍になった。市は病院や高齢者施設の訪問時にマスクを着けるよう呼びかけている。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/4fb45d630dd90f4702f54d886e98e99d69329a1a

【岡山県総社市の清音小で集団風邪 インフルか、患者20人】
岡山県は19日、総社市の清音小でインフルエンザとみられる集団風邪が発生したと発表した。患者は20人。20、21日に学級閉鎖する。

参考サイト:https://news.yahoo.co.jp/articles/ba8995eebaf92f04c38fe50bf7a2915e8821c053

【愛媛でインフル流行中 6月流行はこの10年で初 松前町の小学校では学級閉鎖も】
6月としては異例の流行です。 愛媛県松前町の小学校でインフルエンザの集団感染が確認され、学校が1年生を学年閉鎖するなどの措置をとっていることがわかりました。インフルエンザの集団感染が確認されたのは、松前町立松前小学校です。関係者によりますと松前小学校では今月に入り、児童が相次いで、インフルエンザとみられる症状を訴え、20日時点で1年生を学年閉鎖し、6年生の2クラスを学級閉鎖する措置をとっているということです。一方、県などによりますと、県内の小中学校などでは、今月5日からの1週間でインフルエンザによる学年閉鎖が1校、学級閉鎖が2校確認されたということです。

また同じ期間に県内61の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり3.59人となっていて、6月に流行の目安となる1を超えるのは、この10年間で初めてです。

参考サイト;https://news.yahoo.co.jp/articles/bf64a165a52826cc82dc7145491b940420a3335c

◆新型コロナウイルスが高齢者や基礎疾患を持つ方にとってはまだまだ脅威である事は変わりありません。5類移行という決定は手放しで無防備で生活をして良いという事ではありません。今一度、新型コロナウイルス感染症との共存という意味を考えましょう。

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