欧州医薬品庁(EMA) 新型コロナのパンデミックは続いている 第8波とインフルの同時流行の可能性
【欧州医薬品庁(EMA) 新型コロナのパンデミックは続いている】
欧州医薬品庁（EMA）は20日、欧州での新型コロナウイルスの感染者や死者は減少しているものの、パンデミック（大流行）は「依然として続いている」との認識を表明した。その上で、冬に入る前にワクチンの追加接種を済ませるよう各国に促した。
EMAのワクチン戦略担当幹部は記者会見で、過去数週間で得られたデータに基づけば、欧州内の感染者数と死者数は「減っている」と指摘。「しかし、秋に入るにつれ、過去2年のウイルスの傾向を踏まえ、われわれは新たな感染の波に備える必要がある」と話した。
バイデン米大統領は18日放送のCBSテレビの番組で「パンデミックは終わった」と語り、米国では流行は収束したとの考えを強調している。しかし、今回のEMAの見解は欧州大陸では依然続いているとの見方を示したものだ。
参考サイト：https://news.yahoo.co.jp/articles/53979693c1292ef7413f5f259167156d38f7917f
【年末に第８波到来か? 新型コロナとインフルエンザの同時流行の可能性】
新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種が、9月20日から始まりました。果たして「3回目」「4回目」接種をした方がいいのでしょうか？年末に「第8波」がくる可能性は？ワクチンと「後遺症」の関係など、専門家に聞いてみました。
国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授：「来るでしょうね。残念ながら冬の時期の感染拡大というのは十分あり得ることなので、今回も冬になれば、次の流行はあるでしょうし、懸念されるのは、さらにインフルエンザも重なってしまうかもしれないということで、厳しい状況になりかねないというふうに思っています。」
その中でインフルエンザは2021年、2020年などは患者さん大変少なかったわけなんですけれども、今年は多くなりそうな見通しなのでしょうか？
国際医療福祉大学 松本哲哉 主任教授：インフルエンザの流行というのは国から国にインフルエンザが持ち込まれて、それで流行が起こるわけですけれど、オーストラリアではもう流行が起こっています。2021年は人の行き来がほとんど制限されていましたけど、2022年はだいぶ人の行き来が相当増えていますので、そういう意味ではコロナも入ってくるかもしれませんけど、インフルエンザもやはり同じように入ってくるかもしれません。それが国内で少しずつ広がっていって、2022年の冬の流行に繋がっていく可能性は十分あるんだろうと思います。
参考サイト：https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/158726?display=1
【新規感染者・死亡者数・重症者数速報】
9月21日は、これまでに全国で6万9832人の感染が発表されています。
※2022年9月21日19時25分現在
全国の1日の死亡者数は以下の通りです。
福岡県で14人、神奈川県で12人、大阪府で9人、東京都で9人、京都府で7人、千葉県で7人、愛知県で6人、兵庫県で5人、北海道で5人、埼玉県で5人、岐阜県で5人、岡山県で5人、熊本県で4人、宮城県で3人、山形県で3人、山梨県で3人、岩手県で3人、静岡県で3人、山口県で2人、広島県で2人、徳島県で2人、滋賀県で2人、高知県で2人、三重県で1人、佐賀県で1人、和歌山県で1人、奈良県で1人、栃木県で1人、石川県で1人、群馬県で1人、香川県で1人の合わせて126人の死亡の発表がありました。
各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は累計で次のとおりです。
※左側の数値が累計、( )内は9月21日の新たな感染者数です。
▽東京都は311万6227人（7059）
▽大阪府は206万3524人（7528）
▽神奈川県は145万8323人（2975）
▽愛知県は134万314人（6624）
▽埼玉県は116万3383人（2222）
▽福岡県は106万5156人（3664）
▽兵庫県は99万1841人（2678）
▽千葉県は92万6287人（2869）
▽北海道は72万4866人（2040）
▽沖縄県は49万5726人（782）
▽静岡県は48万1650人（2336）
▽京都府は46万8962人（1053）
▽広島県は41万7986人（906）
▽茨城県は35万3031人（423）
▽熊本県は32万4311人（1681）
▽鹿児島県は29万4047人（989）
▽岐阜県は28万4257人（1638）
▽岡山県は26万6997人（898）
▽宮城県は25万2614人（1458）
▽三重県は24万6002人（424）
▽群馬県は22万9919人（1290）
▽滋賀県は22万7843人（1108）
▽新潟県は22万5879人（579）
▽栃木県は21万8379人（1191）
▽奈良県は21万5769人（373）
▽長崎県は20万8621人（1008）
▽長野県は20万855人（1204）
▽宮崎県は19万1187人（978）
▽福島県は18万802人（864）
▽大分県は17万2533人（929）
▽青森県は15万9962人（373）
▽山口県は15万9281人（873）
▽愛媛県は15万8401人（885）
▽石川県は15万6931人（269）
▽佐賀県は15万4705人（736）
▽香川県は13万9046人（795）
▽和歌山県は13万120人（599）
▽富山県は12万5198人（645）
▽福井県は11万887人（253）
▽岩手県は10万4856人（450）
▽山形県は10万1452人（891）
▽高知県は9万7882人（601）
▽秋田県は9万6353人（976）
▽山梨県は9万4018人（416）
▽徳島県は9万968人（320）
▽島根県は8万326人（604）
▽鳥取県は6万1020人（364）
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、21日時点で301人（＋2）となっています。
参考サイト：https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220921/k10013830301000.html
◆基本的な感染症対策を
専門家の予想によると、獲得した免疫は長続きせず、11月頃～年末には感染が再拡大すると予想されています。
政府は全数把握を見直し、報告の簡略化を決定しました。
正確な数字が把握されず、感染者数が減少したように報道され、人々の感染症対策が疎かになる事が予想されます。
専門家の予想よりも早く再び感染拡大、第8波が到来する事も考えられます。
また、厚生労働省の発表でもわかるように、高齢者施設、医療機関、学校などの教育施設、児童福祉施設、障害者福祉施設、企業、等のクラスターが多く発表されています。このような施設や会社ではより一層強い感染症対策が必須と言えます。
今一度、感染症対策を徹底しましょう。
合わせて、職場、店舗、教育施設、高齢者施設における徹底した除菌・抗菌・ウイルス除去・抗ウイルス対策は必須です。
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特に、専門家も警鐘を鳴らす「学校」等の除菌・抗菌・ウイルス除去・抗ウイルス対策もご相談ください。
予想される第8波まで約1カ月しかありません。感染拡大が少し落ち着いた今こそ準備をしましょう。
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