9月14日 全国死亡者数184人 重傷者数376人 全く新しい変異株登場の可能性を示唆
【新規感染者・死亡者数・重症者数速報】
9月14日は、これまでに全国で10万277人の感染が発表されています。
※2022年9月14日18時47分現在
全国の1日の死亡者数は以下の通りです。
埼玉県で18人、大阪府で17人、東京都で16人、千葉県で14人、神奈川県で13人、京都府で7人、兵庫県で7人、愛知県で7人、沖縄県で7人、福岡県で7人、宮城県で6人、栃木県で6人、三重県で5人、北海道で5人、広島県で5人、茨城県で5人、岩手県で4人、福島県で4人、高知県で4人、鹿児島県で4人、宮崎県で3人、山口県で3人、静岡県で3人、佐賀県で2人、大分県で2人、奈良県で2人、秋田県で2人、富山県で1人、滋賀県で1人、石川県で1人、群馬県で1人、長崎県で1人、青森県で1人の合わせて184人の死亡の発表がありました。
各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は累計で次のとおりです。
※左側の数値が累計、( )内は9月14日の新たな感染者数です。
▽東京都は306万7749人（10593）
▽大阪府は202万9299人（7719）
▽神奈川県は143万1430人（5139）
▽愛知県は131万52人（7155）
▽埼玉県は113万7341人（6039）
▽福岡県は104万7213人（2688）
▽兵庫県は97万3340人（4572）
▽千葉県は90万5932人（4416）
▽北海道は70万8575人（3721）
▽沖縄県は49万1699人（824）
▽静岡県は46万9463人（3507）
▽京都府は45万9930人（2575）
▽広島県は40万5703人（3095）
▽茨城県は34万4570人（2070）
▽熊本県は31万7684人（1466）
▽鹿児島県は28万6994人（1853）
▽岐阜県は27万7016人（1519）
▽岡山県は25万9197人（1812）
▽宮城県は24万6590人（1295）
▽三重県は23万8752人（2291）
▽群馬県は22万3217人（1440）
▽滋賀県は22万1557人（1209）
▽新潟県は21万9154人（1632）
▽栃木県は21万2799人（1339）
▽奈良県は21万1285人（1414）
▽長崎県は20万4466人（760）
▽長野県は19万4491人（1479）
▽宮崎県は18万6537人（1148）
▽福島県は17万4736人（1471）
▽大分県は16万8676人（771）
▽青森県は15万6908人（837）
▽山口県は15万4916人（936）
▽愛媛県は15万3944人（908）
▽石川県は15万2907人（1034）
▽佐賀県は15万1777人（586）
▽香川県は13万4846人（1000）
▽和歌山県は12万6827人（661）
▽富山県は12万1703人（1053）
▽福井県は10万7556人（930）
▽岩手県は10万1919人（794）
▽山形県は9万7364人（1198）
▽高知県は9万5265人（759）
▽秋田県は9万2456人（750）
▽山梨県は9万2201人（468）
▽徳島県は8万8916人（648）
▽島根県は7万8149人（402）
▽鳥取県は5万9346人（273）
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、14日時点で376人（-36）となっています。
参考サイト：https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220914/k10013818311000.html
【新型コロナ 全国のクラスター減少傾向にあるものの、学校等では増加傾向】
新型コロナウイルスの感染で、今月11日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどの数は、前の週より176件少ない1060件で、3週続けての減少となりました。
それによりますと、今月11日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどは合わせて1060件で前の週から176件、率にして14.2％減り3週続けての減少となりました。
施設別で最も多かったのが「高齢者福祉施設」で、前の週より160件少ない541件で、次いで
「医療機関」が前の週より28件少ない182件となっています。
一方、今月に入って各地の学校が授業が再開した「学校・教育施設など」は、前の週より48件多い168件で、400件を超える週もあった夏休み前の7月よりは少ないものの増加傾向が続いています。
このほか、保育所などの「児童福祉施設」が92件、「障害者福祉施設」が49件、「企業など」が26件などとなっています。
【全く新しい新型コロナウイルス変異株、今年の冬に出現する可能性】
EMA（欧州医薬品庁）は、今年の冬に新型コロナウイルスの「全く新しい変異株」が出現する可能性があるとの見解を示しました。このニュースについて甲斐沼医師に伺いました。
［この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております］
EMAのワクチン戦略責任者であるマルコ・カバレリ氏がおこなった記者会見の内容がもとになっています。カバレリ氏は、アムステルダムからのオンライン記者会見で「データによると、ヨーロッパでは多くの加盟国で数週間前に夏の流行のピークを迎えたものの、オミクロンBA.5変異株の流行はまだ続いている」とした上で、「EMAは新型コロナウイルスの動向を常に把握し、予測が極めて困難な変異株に備えるため、状況を監視し続けています」と述べました。
そして、ワクチンの接種については「特定のワクチンを待つべきではない」と強調し、「我々が予測することができない全く新しい変異株が現れるかもしれない」との懸念を示しました。
会見では、オミクロン亜種BA2.75がほかの亜種より早く広がっているインドの状況を例に挙げて説明をおこないました。カバレリ氏は「ウイルスが高速で変異し続ける中、我々は全ての新しい変異株を追跡し、懸念される変異株を予測できるようにしている。現在インドで流行しているBA2.75は、特に注意深く監視する必要がある」と述べています。
9月5日、新型コロナウイルス感染症変異株に関する患者等の発生について、厚生労働省より新たな報告がありました。海外から日本に帰国した際の検疫によって確認された新型コロナウイルス感染症患者などについて、国立感染症研究所で解析した結果、オミクロン株（B.1.1.529系統の変異株）が75例確認されたという報告がありました。
また、2022年7月時点の国立感染症研究所の見解では、新型コロナウイルスのBA.2系統の亜系統としてBA.2.75系統が定義されました。それに該当する最初の検体例は、2022年6月2日にインドから報告されたものであることが判明しています。インドでは、2022年5月に低水準で推移していた感染者数や死亡者数が6月以降に増加傾向を示している一方で、その疫学的事実とBA.2.75系統の相対的増加現象が直接的な関連性があるかどうかは不明となっています。
BA.2.75系統は既にインドのみならず複数国で検出されていることから、今後も新たな変異株の出現が予想されると同時に、その検出数が過小評価されないように注意深く経過観察することが重要であると考えます。
参考サイト：https://news.yahoo.co.jp/articles/297c9f9f0a0edf9060875f0846fca5d79f89221f?page=1
◆基本的な感染症対策を
専門家の予想によると、獲得した免疫は長続きせず、11月頃には感染が再拡大すると予想されています。
政府は全数把握を見直し、報告の簡略化を決定しました。
正確な数字が把握されず、感染者数が減少したように報道され、人々の感染症対策が疎かになる事が予想されます。
専門家の予想よりも早く再び感染拡大、第8波が到来する事も考えられます。
また、厚生労働省の発表でもわかるように、高齢者施設、医療機関、学校などの教育施設、児童福祉施設、障害者福祉施設、企業、等のクラスターが多く発表されています。このような施設や会社ではより一層強い感染症対策が必須と言えます。
今一度、感染症対策を徹底しましょう。
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