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感染症専門医 新型コロナの混雑はおそらく不可能 各地で増加傾向も

感染症専門医 新型コロナの根絶はおそらく不可能

感染症専門医マーク・コルテピーター（Mark Kortepeter）氏はForbes JAPANのインタビューに対し、新型コロナウイルスの根絶に対して極めて懐疑的だ。この先も残り続けるのではないかと思っていると語りました。氏は「感染者の40%はごく軽度あるいは無症状であることも問題を複雑にしている。そうした傍ら、知らず知らずのうちにウイルスを蔓延させていることもあるのだ。ワクチンによる免疫力は短命であり、防御力を維持するためにはブーストが必要である。病気をなくすには、意思と行動の統一が必要」と語っています。※一部抜粋

ワクチン接種でも派生型に再感染の恐れ

中国での試験管試験で、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の初期型「ＢＡ．１」に感染歴のある人が同型に向けた米ファイザーやモデルナの３回目や４回目のワクチン接種を受けても、「ＢＡ．２．１２．１」や「ＢＡ．４」、「ＢＡ．５」といったその後出てきた派生型に再感染する可能性があることが示されました。感染やワクチン接種によって「ＢＡ．１」などに対する中和抗体は形成されるが、その後の派生型は変異しているため、特にすり抜けてしまうという。※2022年6月17日英国科学誌ネイチャーで報告

新規感染者数各地で増加傾向に転じる

2022年6月19日、日本各地で増加傾向に転じている場所が確認されています。
東京都では1622人(4人死亡)2日連続で前週より増加、福岡県で686人で前週の同一曜日より増加、神奈川県で841人(1人死亡)前週の同一曜日より増加、兵庫県で520人(2人死亡)前週の同一曜日より増加。

千葉県では19日473人で前週の同一曜日より増加、20日に277人(1人死亡)で前週の同一曜日より増加となり、3日連続で前週の同一曜日より増加している事がわかった。

20日、高知県では47人の新規感染者を確認。2件の職場クラスターが確認されました。岩手県でも前週の同一曜日より増加、東京都でも前週の同一曜日より増加と各地で前週の同一曜日より増加するエリアが増加している。

そして沖縄県では20日、オミクロン株の派生型「BA.5」が県内で初確認。市中感染の可能性が疑われています。

確実に各エリアで前週の同一曜日より増加しているエリアが増えています。

「BA.5」の拡大やワクチンの効果をすり抜ける変異型等も含め、今徹底した感染症対策が求められています。

根絶の見込みの無い今、私達に出来る事は基本的な感染症対策の徹底です。

再びロックダウンにならない為にも、身近な大切な人の為にも、基本的な感染症対策を続けましょう。

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