原因不明の子供の急性肝炎、オミクロン株が関係か
各国で報告されている原因不明の子どもの急性肝炎について、オミクロン株が関係している可能性がるとする研究結果が厚生労働省の専門家会合で示されました。
この急性肝炎は世界で321人の患者が確認されており、日本では現在12人が疑い患者として報告されています。
イギリス保健当局の発表では急性肝炎を発症し重症化した患者の中で11名もの患者が肝臓移植手術を行ったと報告されています。
京都大の西浦教授によると、OECD(経済協力開発機構)加盟国など39か国を対象に調べたところ、急性肝炎で重症化した事例の報告があった12か国は、報告がなかった他の27か国と比べて、オミクロン株の感染者が多い傾向が確認されたようです。
西浦教授は「3歳以下の小児を中心に新型コロナ感染が先行し、その後にアデノウイルス感染が起きることによってリスクが高まる可能性が高いと考えられる。小児肝炎の予防のためにもオミクロン株の流行制御を慎重に検討することが望ましい」としている。
西浦教授は5月16日、テレビ番組内にて子どもの急性肝炎を防ぐには基本的な感染症対策、手洗い、うがい、身近な場所の消毒を提唱しておられます。特に身近な場所の消毒に関しては1回ではなく、複数回行う事が理想的だと番組内で提唱されています。
これまでは高齢者や基礎疾患を持つ方に対しての注意喚起でしたが、若年層にとっても恐ろしい感染症である事が再認識されました。
今一度、基本的な感染症対策を行いましょう。
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参考サイト
https://news.yahoo.co.jp/articles/d91bca1ba15e2041ae4eb2c2e3f48238d0d0a11b
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea26d03cb317d073b2e148661f1f6778a7c9fed6
https://news.yahoo.co.jp/articles/0309e14d93a617e7465f241db03407ce502876e5
https://news.yahoo.co.jp/articles/552d7211dd34d6aa0f9d1f9adf5227b705a13d57
https://news.yahoo.co.jp/articles/707d7030a027efd62f8a567d916391acd3bfd94b
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b3ee78733d1a154b353114fedba8cccee201ace